■「すべて上書き」を一括キャンセルする裏技 | ||||||||||||
複数のファイルをまとめてコピー(あるいは移動)する際、先方に同じ名前のファイルがあると「ファイルの上書きの確認」ダイアログが表示される。上書きするなら「はい」をクリック、すべてのファイルを上書きする場合は「すべて上書き」をクリックする。 しかし、同じ名前のファイルの上書きをキャンセルするには、各ファイルごとに「いいえ」をクリックしなければならない。非常に面倒だ。 しかしこんな裏技がある。「Shift」キーを押しながら「いいえ」をクリックしてみよう。それ以降、同じ名前のファイルは上書きコピーされず、先方に存在しないファイルだけが一気にコピーされる。 |
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■ログオフせずにほかのユーザー権限でプログラムを実行 | ||||||||||||
WindowsXPには複数のユーザーアカウントが登録でき、ユーザーの種類によって使えるプログラムを制限することができる。通常の利用時には「制限付きアカウント」にして、システムの管理やプログラムのインストールをするときだけ、「コンピュータの管理者」権限のあるユーザーでログオンするような使い方だ。 「制限付きアカウント」でログオンしているときでも、「システムの復元」のような制限付きアカウントでは利用できないプログラムを一時的に使いたいことがある。このような場合は、次のような手順でログオフせずに制限されたプログラムを実行できる。 スタートメニューを開いて起動するプログラムを右クリックし、メニューから「別のユーザーとして実行」を選ぶ。「別のユーザーとして実行」ダイアログが表示されるので、「次のユーザー」をオンにする。「ユーザー名」でコンピュータの管理者権限のあるユーザーを選び、「パスワード」にそのパスワードを入力して「OK」ボタンをクリックすればよい。ただし、このように一時的に使用するアカウントにはパスワードが設定されている必要があるので、事前に設定しておくこと。 |
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■XPのスクロールバーに隠された機能が(▼▼ )( ▼▼)どこだ | ||||||||||||
Internet ExplorerなどのOS標準機能のスクロールバーに、右クリックメニューがあるのをご存知だろうか。ここでは、スクロールの動作を細かく制御できる。マウスでバーをつかんでスクロールするよりも便利なことがあるので覚えておこう。 スクロールバーを右クリックすると、次のようなメニューが現れる。これらは、それぞれ以下の表のような動作をする。必要に応じて活用してみよう。 |
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■WinXPのDOS窓に隠された便利ワザ | ||||||||||||
スタートメニューから「すべてのプログラム」-「アクセサリ」-「コマンドプロンプト」を選ぶと、いわゆるDOS窓が起動する。PCのIPアドレスを知る「ipconfig」コマンドなど、Windows XPになっても、まだまだ愛用している人は多いだろう。ただし、コマンドを自分でタイプしなければならないのが少し面倒だ。そこで、入力の手間を軽減してくれる、こんなワザを使ってみよう。 まずはファイル名やフォルダ名を補完してくれるワザ。たとえば、フォルダを移動するコマンド「cd」を使い、半角スペースをあけて「my」と入力、「Tab」キーを押してみよう。「cd "My Documents"」と補完されるはずだ。「Tab」キーを押すと、入力途中の単語ではじまるフォルダ名やファイル名を検索して、自動的に補完してくれる。再度「Tab」キーを押せば、ほかの候補を表示してくれる。いちいち、ファイル名全部を入力しなくてもよいので、ずいぶんラクになるだろう。ただし、検索対象となるのは現在のフォルダに含まれるファイル名やフォルダ名に限られる。 もう一つ便利なワザがある。上下の矢印キー「↑」「↓」を押すと、これまで入力したコマンドの履歴が表示されるのだ。同じコマンドを何度も使う場合は、わざわざタイプする必要もなく、履歴から選べばよい。こちらも活用してみよう。 |
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■右クリックメニューに「フォルダへ移動」を追加 | ||||||||||||
右クリックメニューに「フォルダへ移動」という項目も追加できる。 管理者権限のあるユーザーログオンし、「スタートメニュー」から「ファイル名を指定して実行」を選んで、「regedit」と入力。レジストリエディタを起動する。次の順にキーを移動しよう。 HKEY_CLASSES_ROOT→AllFilesystemObjects→Shellx→ContextMenuHandlers 「ContextMenuHandlers」を右クリックして「新規」-「キー」を選び、「Move To」というキーを作成。右側のペインに表示される「(既定)」をダブルクリックして「値のデータ」に「{C2FBB631-2971-11D1-A18C-00C04FD75D13}」と入力する。 以上の作業で、右クリックメニューに「フォルダへ移動」が追加される。「フォルダへコピー」と合わせて、使い分けてはいかがだろ |
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■右クリックメニューに「フォルダへコピー」を追加 | ||||||||||||
フォルダやファイルを選択して右クリックすると、「開く」「削除」「コピー」「送る」などの項目が表示される。使いこなすほど便利になる機能だ。ここに「フォルダにコピー」という項目を追加すれば、ファイルのドラッグ操作など無しにコピーが完了する。より便利になるので、ぜひカスタマイズしてみよう。 管理者権限のあるユーザーでログオンし、「スタート」メニューから「ファイル名を指定して実行」を選び「regedit」と入力。レジストリエディタを起動する。次の順にキーを移動する。 HKEY_CLASSES_ROOT→AllFilesystemObjects→Shellx→ContextMenuHandlers 「ContextMenuHandlers」を右クリックして「新規」-「キー」を選び、「Copy To」というキーを作成。右側のペインに表示される「(既定)」をダブルクリックして「値のデータ」に「{C2FBB630-2971-11D1-A18C-00C04FD75D13}」と入力する。かっこも忘れないようにしよう。 以上の作業で、右クリックメニューに「フォルダへコピー」が追加される。 |
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■「ようこそ画面」に「Administrator」を表示する | ||||||||||||
「Administrator」アカウントは、通常Windows XPの「ようこそ画面」には表示されない。例外的に、管理権限を持つユーザーがAdministrator以外に存在しない場合や、セーフモードでシステムを起動したときには表示されるが、Windows 2000に慣れたユーザーは、通常の「ようこそ画面」にも表示したい人もいるだろう。Professional Editionなら、レジストリを操作すればそれが可能になる。 スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」を選んで「regedit」と入力、レジストリエディタを起動する。 続いて、次の順でキーをたどる。 HKEY_LOCAL_MACHINE→SOFTWARE→Microsoft→Windows NT→CurrentVersion→Winlogon→SpecialAccounts→UserList 「UserList」を右クリックして「新規」-「DWORD値」を選ぶ。「Administrator」という値を入力し、これをダブルクリックして「値のデータ」に「1」と入力して「OK」をクリック。これで、Windows XPの「ようこそ画面」に「Administrator」が表示される。 なお、Windows XP Home Editionの場合、上記方法では表示できない。 |
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■画像ファイルにコメントを付けて情報管理 | ||||||||||||
デジカメで撮影した画像ファイルには、通常連番が付けられている。画像内容をフォルダ名にして管理してもよいが、フォルダから移動すると内容が分からなくなってしまう。ファイル名を工夫するのも手だが、あまり長いファイル名は扱いにくい。そこで、画像自体にコメント入力して管理してみよう。コメント入力したキーワードはWindowsの検索でもヒットするので、ファイルを探すときもラクだ。 画像ファイルを右クリックして「プロパティ」を選ぶ。「概要」タブを開いて、「タイトル」「表題」「作成者」「キーワード」「コメント」などの欄に情報を入力。「OK」ボタンを押せば、設定完了だ。 試しに検索してみよう。「ファイルに含まれる単語または句」にキーワードを入力して検索すれば「概要」タブの内容がヒットするだろう。撮影したときの状況などをコメントに入力しておけば、画像と共に情報も管理できる。 |
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■コマンドプロンプトで自分のIPアドレスを確認する | ||||||||||||
社内でLANに接続している場合でも、自宅でインターネットに接続している場合でも、パソコンには「IPアドレス」というネットワーク上の住所が割り当てられている。DNSという仕組みを使い、IPアドレスを自動的に割り振る方式が一般的だが、ネットワークにつながらないなどのトラブルがあった場合、自分のIPアドレスを知る必要がある。 Windows XPでは、スタートメニューから「マイネットワーク」を開き、左上の「ネットワークタスク」メニューにある「ネットワーク接続を表示する」を選び、現在利用中の接続アイコンを選ぶと、左下の「詳細」メニューで現在のIPアドレスなどを確認できる。さらに詳しい情報が知りたい場合は、コマンドプロンプトを使おう。 スタートメニューから「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」と選択して、コマンドプロンプト画面を表示する。ここで「ipconfig」と入力して「Enter」キーを押せば、IPアドレスなどの情報が表示される。「/all」というオプションを付けて「ipconfig /all」というコマンドを実行すれば、デフォルトゲートウエイ、LANカードのMACアドレスなど、より詳しい情報を一覧にできる。 |
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■「共有ドキュメント」フォルダを隠す | ||||||||||||
マイコンピュータを開くと、「このコンピュータに保管されているファイル」セクションに、「共有ドキュメント」フォルダやユーザー名の付いたドキュメントフォルダが表示さる。これは、共有に使うフォルダ(通常、「SharedDocs」)や、登録されたユーザーの「マイドキュメント」フォルダのリンク情報がアイコンとして表示されているもので、登録ユーザーが多いと、いくつものアイコンが表示されて操作時に邪魔になることがある。 「共有ドキュメントフォルダ」を利用しないとか、他のユーザーの「マイドキュメント」フォルダを使う必要がないという場合は、これらのアイコンを非表示にしておこう。ちなみに、これらのアイコンは通常の方法では削除できない。 削除するには、管理者権限のあるユーザーでログオンし、スタートメニューから「ファイル名を指定して実行」を選び、「regedit」と入力して「OK」ボタンをクリックする。レジストリエディタが起動したら、以下のキーをたどる。 HKEY_CURRENT_USER→Software→Microsoft→Windows→CurrentVersion→Policies→Explorer 「Explorer」を右クリックして「新規」−「DWORD値」を選び、「NoSharedDocuments」というDWORD値を作成する。「NoSharedDocuments」をダブルクリックして、「値のデータ」に半角数字の「1」を入力し[OK]ボタンをクリックする。Windowsを再起動すれば、これらのリンクを示すアイコンが非表示になり、マイコンピュータはすっきりする。元に戻すには、「NoSharedDocuments」というDWORD値を削除すればよい。 |
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■エクスプローラを別プロセスで実行しフリーズを防ぐ | ||||||||||||
Windows操作中に、ファイルのコピーなどをしているとエクスプローラが停止してしまうことがある。必ずしもエクスプローラに原因があるわけではなく、実行中のアプリケーションに問題があることも多い。このような場合、悪あがきして他の操作を行おうとすると、「プログラムからの応答がありません」のようなメッセージが表示され、最悪の場合Windows自体が機能しなくなる。 頻繁にエクスプローラが停止するならアプリケーションやWindows環境を見直す必要があるが、その余裕がない場合はエクスプローラを別プロセスで実行するようにしてみよう。タスクトレイやタスクバーなどデスクトップ関連のプロセスと、フォルダを開く作業をするエクスプローラのプロセスとが別になるので、エクスプローラが停止しても、タスクバーのボタンなどは操作できるようになる。 設定を変更するには、管理者権限を持つアカウントでログオンし、「ファイル名を指定して実行」で「regedit」と入力してレジストリエディタを起動。次の順で「Explorer」キーに移動する。 HKEY_CURRENT_USER→Software→Microsoft→Windows→CurrentVersion→Explorer 「Explorer」を右クリックして、[新規]-[DWORD値]を選び「DesktopProcess」というDWORD値を作成する。これをダブルクリックして、[値のデータ]に半角数字で「1」を入力して[OK]ボタンをクリックする。レジストリエディタを終了してWindowsを再起動すればよい。 ただし、エクスプローラを別プロセスにすることによって、余計にメモリーを消費する。搭載するパソコンのメモリーが少ないと逆効果なので注意。 |
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■セキュリティアナライザーでセキュリティ設定の不備を調べる | ||||||||||||
マイクロソフトのサイトで公開されている【Microsoft Baseline Security Analyzer】(以下【セキュリティアナライザー】)というツールを使って、パソコン全体の調査をしてセキュリティ設定の不備がないかどうかをチェックすることができます。 【セキュリティアナライザー】を使用することで、【インターネットエクスプローラ】【マイクロソフトオフィス】のセキュリティの問題点も検出することが可能です。 セキュリティに問題があると、ウイルスなどにより大きなダメージを受ける可能性が高くなるので、設定に問題がないかを確実に把握しておきたいところです。 ■セキュリティアナライザーをダウンロードする
■セキュリティアナライザーを起動
■セキュリティチェックの結果を確認する |
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■CPUのL2キャッシュを最適設定して高速化する | ||||||||||||
WindowsXPの初期設定では、CPUのL2キャッシュが256KBのCPUに最適化されています。 L2キャッシュが256KBではなく512KBや1MBのCPUも多くありますが、WIndowsXPに正確なL2キャッシュサイズを認識させることにより、CPU本来の性能を引き出すことができWindowsXPの高速化を行うことができます。 ■L2キャッシュのサイズ確認方法
■L2キャッシュ設定手順
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■カーネルメモリ設定で高速化する | ||||||||||||
WindowsXPのOSは、[カーネルメモリ]と呼ばれるメモリ領域で管理されています。カーネルメモリは、物理メモリと仮想メモリの2箇所に分けて展開されています。 ただし、仮想メモリはハードディスク上に展開されているため、物理メモリとハードディスクのアクセス速度の差に応じてデータの転送速度に遅延が生じることとなります。256MB以上のメモリを搭載しているならば、仮想メモリのデータを物理メモリに移行することで高速化することができます。 ■カーネルメモリ設定変更手順
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■IEで同時にダウンロードできるファイル数を増やして高速化する | ||||||||||||
InternetExplorerでは、ファイルをダウンロードする際、同一サーバから同時にダウンロードできるファイル数を制限しています。この制限は、インターネット接続が低速が低速であったころのもので、ブロードバンド接続が一般的になった現在では、設定を変更することにより表示速度を高速化することができます。 ■推奨設定値
■ダウンロードファイル数変更手順
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■デスクトップアプリケーションヒープ設定で安定化 | ||||||||||||
Windowsやアプリケーションを実行する場合には、利用可能な物理メモリのほかにも[デスクトップアプリケーションヒープ]と呼ばれるものが必要です。 [デスクトップアプリケーションヒープ]とは、ウインドウやアイコンなどの情報を格納しておくための固定のメモリ領域です。 [デスクトップアプリケーションヒープ]が不足するとアプリケーションが起動できなかったり、アプリケーションの処理が遅くなったりすることがあります。 [デスクトップアプリケーションヒープ]の容量は固定となっているので足りない場合は増やすことでWindowsを安定化することができます。 ■デスクトップアプリケーションヒープ
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■自分のIPアドレス調べ
アクセスすると自分のIPアドレスやリモ−トホスト等の情報を表示してくれるサイトです。
http://taruo.net/e/? |
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ハァハァε-(。_。;)ノ┃木┃ 取り合えずここまで後はそのうち(  ̄)ネー!! | ||||||||||||
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