■起動時にロゴを表示しない |
起動時にWindowsロゴを表示しなければ起動時間が少し速くなる。ロゴを消すには「スタート」−「コントロールパネル」から「システム」を選択し、「詳細設定」タブを開いて「起動と回復」の「設定」ボタンをクリック。「起動システム」にある「編集」ボタンを選択し、「\WINDOWS=」と書かれた文の末尾に「/noguiboot」という一文を追加して保存する。 |
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■起動時のパスワード入力を省く |
起動時や復帰時に、パスワードを入力するのが面倒な場合は、パスワード機能を切ってしまおう。まず「スタート」−「ファイル名を指定して実行」で「control
userpasswords2」と入力。続いて「ユーザー」タブで「ユーザーがこのコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックを外すとよい。 |
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■共有パソコンを高速表示 |
ワークグループ内にWindows98/Meのパソコンがある場合、グループ内のパソコンを表示するのに時間がかかることがある。これは、Windows98/Meにタスク共有機能がないにも関わらず、WindowsXPが、その機能を検索するためだ。この場合、レジストリを変更してほかのパソコンの「タスク機能」を検索する機能を無効にすればよい。
レジストリエディタのHKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\RemoteComputer\NameSpaceの下にある{D6277990−4C6A−11CF−8D87
−00AA0060F5BF}キーを削除する |
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■CD-ROMの自動起動を停止する |
CDを挿入するたびに、ソフトが自動起動するのがうっとうしいという人は、CD-ROMの自動起動機能を無効にしよう。「スタート」−「ファイル名を指定して実行」に「gpedit.msc」と入力して「グループポリシー」を起動する。「コンピュータの構成」−「管理用テンプレート」−「システム」を選択して、「自動再生機能をオフにする」をダブルクリック。「設定」タブで「有効」にチェックし、「自動再生機能をオフにする」のプルダウンメニューから「CD-ROMドライブ」を選択する。なお、CD-ROMの自動起動を一時的に解除したい場合は、CDの挿入時に、ドライブのBUSYボタンが完全に消えるまで「Shift」キーを押すとよい。
WinowsXPで、CDをドライブに入れると表示されるダイアログ。ここで常に選択した動作を行うにチェックすれば次回からは表示されない
グループポリシーを起動し、「コンピュータの構成」−「管理用テンプレート」−「システム」を選択
「自動再生機能をオフにするのプロパティ」の「有効」を選択し、「自動再生機能をオフにする」で「CD-ROMドライブ」を選ぶ |
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■Windows Updateの自動更新を無効にする |
アップデータなどを自動的にダウンロードして更新を行う自動更新機能は、ナローバンドユーザーには通信を占有される心配がある。これを停止するには「システムのプロパティ」の「自動更新」タブで「コンピュータを常に最新の状態に保つ」のチェックを外せばよい。この場合、定期的にWindows
Updateを行うのを忘れないようにしよう。 |
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■インデックスサービスを利用して高速検索 |
しょの1でCPU使用率が100%近い状態になってしまうPCはこの作業は行わないで下さい。
インデックスサービスを有効にすると、パソコンを利用していない間にパソコン内データのインデックスが作成され、高速な検索が可能になる。これを利用するには「スタート」−「検索」を起動し、「設定を変更する」の「インデックスサービスを利用する」を選択する。次に、「はい」と表示されたラジオボタンにチェックすればよい。 |
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■右下のタスクバーに出るバルーンを非表示にする |
画面右下のタスクバーには、新しいデバイスなどが追加されるとバルーンヘルプが表示される。この機能を無効にするにはレジストリエディタでHKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advancedのサブキーに移動し、右側のウィンドウを右クリックして新しい「DWORD値」を作成。これに「EnableBalloonTips」という名前をつけて値を0にする。 |
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■キーボードの入力をレジストリで限界まで高速化する |
キーボードの入力速度の設定はコントロールパネルのキーボードから行いますが、実はもっと高速化させることも可能です。
<スタート>メニュー
→ <ファイル名を指定して実行(R)> を選び [名前] 欄に『regedit』 と入力して <OK>
ボタンをおして、レジストリエディタを起動します。 HKEY_CURRENT_USER \ Control Panel \ Keyboard
キーを開きます。 右ウィンドウの [KeyboardSpeed] というアイコンをダブルクリックし、[値のデータ(V)] 欄に半角で 『62』
と入力して<OK>ボタンをおします。 レジストリエディタを終了して再起動します |
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■ウインドウ開閉を速くする
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「ファイル名を指定して実行」でregeditと入力
HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop\WindowsMetrics MinAnimateの値を0にする |
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■Windowsの処理速度を高速化させる
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「ファイル名を指定して実行」でregeditと入力
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SessionManager\Memory
ManagementのDisablePagingExecutiveの値を1にする |
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■フォルダ情報は保存しない |
エクスプローラーを開いて、「ツール」>「フォルダオプション」>「表示」タブ>「各フォルダの表示設定を保存する」のチェックを外す |
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■ショートカットのリンク探索機能を無効にしてパフォーマンスアップ |
ショートカットのリンク探索機能を無効にしてパフォーマンスアップ
WindowsXP限定のように聞きますが、Windows2000上でも同様にショートカットのリンク探索機能が無効になりました。
regedit.exeを起動して以下のレジストリキーに2つのDWORD値を追加します。 HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer\ NoResolveTrack=1
(DWORD値) NoResolveSearch=1 (DWORD値)
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■メモリの設定 |
豊富なメモリーを活用する
Windows XPは、128MB以下のメモリに合わせてシステムの設定が最適化されているので、大容量のメモリを搭載したパソコンでは、本来の機能を十分に活かす事が出来ないため、128MB以上のメモリを搭載したパソコンを利用している場合は、性能を十分に発揮出来るようにメモり設定を最適化してみましょう。
メモリの設定
レジストリエディタで「HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control¥SessionManager¥Memory Management」のでターを直接編集する。
変更した設定を反映させるために再起動が必要です。
WindowsXPは、メモリが不足したときに利用するアプリケーションの起動用メモリを4MB確保しています。
大容量のメモリを搭載したパソコンでは、メモリが不足する事はないので、メモリを解放してアプリケーションが使えるメモリ量を増やした方が良い。
設定は、「LargeSystemCache」の「値のデータ」を“1”に変更。表記は“16進”
WindowsXPは、実際に搭載されている「物理メモリ」とハードディスクをメモリの代わりに使う「仮想メモリ」が混在する環境で動いている。仮想メモリは物理メモリより動作が遅いので、物理メモリだけを利用すれば処理速度が向上する。 設定は、「DisablePagingExecutive」の「値のデータ」を“1”に変更。表記は“16進”
WindowsXPのファイルシステムに割り当てられているメモリを拡張すれば、ファイルのアクセススピードが高速化できる。 「編集」メニューから「新規」→「DWORD値」を選択して「新しい値#1」を作成。「新しい値#1」を右クリック→
「名前の変更」で「loPageLockLimit」に変更。さらに右クイック→「修正」で「値のデータ」を“65536” 表記は“10進”にする。
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■ハードディスクへのアクセスを減らす |
Windowsでは、物理メモリーが少なくなると、ハードディスクをメモリーの代わりに「仮想メモリ」として利用する。
仮想メモリは、物理メモリより処理に時間がかかるので、仮想メモリを利用する状態ではアプリケーションの動作が重く感じる。またWindowsXPでは、物理メモリの空きが十分にある場合でも、一定時間アクセスしていないデータを仮想メモリに退避させようしする。そこで、大容量のメモリを搭載している場合は、仮想メモリを利用しない設定をしよう。
ハードディスクへのアクセスが減少し、パソコンの処理速度が向上する。
設定は、 「スタート」メニュー→「マイコンピーター」を右クリック→「プロパティー」で「システムのプロパティー」を開く。
さらに、「詳細設定」タブの「パフォーマンス」にある「設定」ボタンをクリック、「パフォーマンスオーブション」が表示される
ので「詳細設定」タブを開き、「仮想メモリ」の「変更」ボタンをクリックする。表示されるダイアログの「ページングファイルなし」 を選択して、仮想メモリを利用しない設定にする。 |
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■スタートメニューのサブメニューが勝手に開くのを止める |
スタートメニューの「すべてのプログラム」に数秒間マウスカーソルをあわせているだけで、自動的にサブメニューが開く。この状態からスタートメニュー右側のメニューを選ぶときなど、場合によってはこのサブメニュー表示が邪魔になることもある。そこで、クリックしないとサブメニューを表示しないように設定を変更してみよう。
「スタート」ボタンを右クリックして「プロパティ」を選ぶ。「[スタート]メニュー」タブの「カスタマイズ」ボタンをクリックして「詳細設定」タブを開き、「マウスを置いたときにサブメニューを開く」のチェックをはずす。
これで、メニューをクリックしなければサブメニューが表示されない設定に変わる。
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▲「詳細設定」タブを開いて「マウスを置いたときにサブメニューを開く」のチェックをはずす |
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■IEでファイルの同時ダウンロード数を増やす |
Internet
Explorer(IE)でファイルをダウンロードする際、同一サーバーから同時にダウンロードできる数(コネクション数)は限られている。IEの[ツール]→[インターネット
オプション]→[詳細設定]で「HTTP1.1」と設定されていたらダウンロード数は2まで、「HTTP1.0」ならダウンロード数は4までとなっている。
これらの制限は、インターネット接続環境が低速であった時代のもので、ADSLやFTTHが一般的になった現在、同時にダウンロード可能なファイル数は増やしてもクライアント側は問題ない。そこで、次のようにしてレジストリを変更することで、この値を増やしてみよう。
まず。「HTTP1.1」での同時ダウンロード数を変更する。管理者権限のあるユーザーでログオンし、スタートメニューから「ファイル名を指定して実行」を選び、「regedit」と入力して「OK」ボタンをクリックする。レジストリエディタが起動したら、次の手順でキーをたどる。
HKEY_CURRENT_USER→Software→Microsoft→Windows→CurrentVersion→Internet Settings
「Internet Settings」を右クリックして、[新規]−[DWORD 値]
を選び「MaxConnectionsPerServer」というDWOR値を作る。これをダブルクリックし、「10進」がオンになっていることを確認して、「値のデータ」に半角数字で同時ダウンロード数(例えば、「6」など)を入力して「OK」ボタンをクリックする。値は2から16の範囲で入力する。
同様にして、「MaxConnectionsPer1_0Server」というDWORD値を作成して「HTTP1.0」使用時の同時ダウンロード数(4〜8)を設定する。
この操作は、現在ログオンしているユーザーのみに設定が適用されるもので、すべてのユーザーで同じ設定を適用するには、さらに次のレジストリキーで同様の操作を行う必要がある。
HKEY_USERS→.DEFAULT→Software→Microsoft→Windows→CurrentVersion→Internet
Settings
「Internet
Settings」の配下に、「MaxConnectionsPerServer」および「MaxConnectionsPer1_0Server」というDWORD値を作り、それぞれをダブルクリックして「値のデータ」に同時ダウンロード数を入力して「OK」ボタンをクリックする。
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■マウスカーソルをダイアログに自動移動させる |
ファイルを保存せずにワープロを終了しようとすると、確認のダイアログが表示される。よく見ると、複数のボタンがある場合は、一般的に選ばれるだろうボタンにフォーカスがあたっている。実は、設定を変更すれば、さらにマウスカーソルもこのボタンの位置に自動移動するようにできる。特に、ノートPCでタッチパッドのようなポインティングデバイスを使っている場合は重宝する。
設定を行うには、コントロールパネルを開き、「プリンタとその他のハードウェア」を開く。「マウス」を選んで「マウスのプロパティ」ダイアログを開く。「ポインタオプション」タブを開いて、「ポインタを自動的に規定のボタン上に移動する」にチェックを入れて「OK」ボタンをクリックする。これで、ボタンが表示されるダイアログを開くと、フォーカスのあたっているボタンにマウスカーソルが自動的に移動するようになる。
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■CDの種類によってあらかじめ再生方法を指定 |
Windows
XPはCD-ROMをセットするたびにどのアプリで開くかダイアログが表示される。手順が一つ増えてしまうので面倒に思う人も多いだろう。そこで、CD-ROMの種類に応じて、使用するアプリをあらかじめ指定してみよう。
マイコンピュータを開いたら、CDドライブを右クリックして「プロパティ」を選ぶ。「プロパティ」ダイアログの「自動再生」タブを開き、リストボックスからCDの種類を選び「実行する動作を選択」をオン。さらに、その下にあるリストから再生方法を選ぶ。
これで、音楽CDならばWindows Media
Playerで再生。デジカメ画像が入ったCD-ROMならエクスプローラで表示など、CDの種類によって自動的にアプリが立ち上がる。
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■ハードウェアの安全な取り外しを素早く行う |
最近よく使われるようになったUSBフラッシュメモリーは、装着するのは簡単だが、取り外すときにタスクトレイの「ハードウェアの安全な取り外し」のアイコンを探すのが面倒だ。そこで、取り外し機能をショートカットアイコンにしてデスクトップかクイック起動バーに置いておこう。
デスクトップの何もないところを右クリックして「新規作成」−「ショートカット」を選ぶ。「ショートカットの作成」ウィザードが起動するので「rundll32
shell32.dll,Control_RunDLL
hotplug.dll」というコマンドのショートカットを作成する。ショートカット名は「ハードウェアの安全な取り外し」でよいだろう。これをダブルクリックすれば、タスクトレイからアイコンを探さずとも、「ハードウェアの安全な取り外し」ダイアログが表示される。
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■エラー時に自動でWindowsを再起動しないようにする |
Windows
XPのデフォルトの設定では、エラーが発生した場合に自動で再起動するようになっている。これは初心者に配慮した仕様とも考えられるが、この設定だと、エラーによってはパソコンの再起動が延々と続くこともありうる。このようなときは、エラー時の自動再起動を無効にする必要がある。
設定するには、コントロールパネルを開き、「パフォーマンスとメンテナンス」を選び、「システム」を選ぶ。「システムのプロパティ」ダイアログの「詳細設定」タブを開き、「起動と回復」の「設定」ボタンをクリックする
。「システムエラー」の「自動的に再起動する」のチェックをはずして「OK」ボタンをクリックすればよい。
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